個人的評価
| 70/100 |
こんな人にオススメ ：
スリラー映画が好き,ミステリー映画が好き,エイミー・アダムスが好き,ジュリアン・ムーアが好き,ゲイリー・オールドマンが好き
未視聴な方に向けて：
キャスティングが豪華で各々の演技も文句なしの本作。
ただ、エイミー・アダムスを主体に話が進むので他のキャストの登場シーンはそこまで多くはないのが少し残念です。
伏線回収もしっかりしており、きちんとハラハラもさせてくれるので最後まで楽しめると思います。
基本情報
上映時間 ：1時間41分
ジャンル ：スリラー、ミステリー
出演 ：エイミー・アダムス,ジュリアン・ムーア,ゲイリー・オールドマン,アンソニー・マッキー,ワイアット・ラッセル,他
年齢制限 ：15歳以上推奨
配信情報
2021年8月11日時点
Netflix
AmazonPrime ：配信なし
見所
- エイミー・アダムスの演技
- 誰が真実を言っているのか分からない展開
- 主人公の秘められた過去
あらすじ
とある事件を切っ掛けに自宅に引きこもっているアナ・フォックス。
娘のオリヴィアと夫のエドと電話で話しながらデリバリーを届けた青年にドアの下からお金を渡す。
ふと、窓の外を見ると向かいの家に引っ越しをしてきた3人家族の姿が。
場面は変わり、アナはランディ先生のカウンセリングを受けている。
どうやらアナは引き籠っている家から見える範囲のご近所さんを覗き見ているらしい。
カウンセリングが終わったアナは自身も児童心理セラピストなので、セラピストのやり口が分かっており夫に対して電話で愚痴を言うのであった。
その後も窓から周りの様子を覗き見していると玄関に、向かいの家に住む家族の一人息子イーサンが訪ねてくる。
招き入れるか躊躇したアナだったが引っ越しの贈り物を渡したいということを無下にもできず招き入れる。
お互いの身の上話をを語る二人だったが、窓から向かいの家にいるイーサンの父親が見えた途端にイーサンの様子がおかしくなる。
ただならぬモノを感じたアナはイーサンの話を聞くことに。
アナはコレクションの映画を渡しイーサンは家に戻っていく。
家で晩酌しているアナはどうやら薬とお酒を飲みハイになっている様子。
まだ、精神的な安定があるとは言えない状態だ。
そんな中翌日に街ではハロウィーンが開催される。
お菓子を用意していなかったアナは子供たちに家の玄関に生卵をぶつけられる嫌がらせをされてしまう。
注意しようと玄関まで行き、チェーンロックを外し外に出ようとするがストレスで意識が飛んでしまう。
そこに居合わせ女性がアナを介抱するのだが・・・。
ここからネタバレ含む感想になります。
未視聴の場合はご注意ください。
感想を読む
ベテランの俳優たちの演技は皆実力相応のモノで安心して観られましたが、エイミー・アダムス中心のストーリなので、一人ひとりに割く時間は少ないなと感じました。
共演という意味で言えば、直接的な役柄上の絡みはなかったものの、ファルコン&ウィンターソルジャーの出演者でもあるアンソニー・マッキーとワイアット・ラッセルを起用しているのにちょっとテンションが上がりましたね。
少しずつ謎が明かされて行くので伏線は回収されていきモヤモヤもなかったのですが、予測を超える程の結末が待っていた。・・・と言うほどでもなかった印象です。
家族ぐるみで殺人を隠蔽していた気持ち悪さ、デヴィットの秘密を知られた際の変貌ぶり等はミステリーというよりもホラーでした。
イーサンも善人のふりしたサイコパスでしたしホラーでしたね。
アンソニー・マッキーも起用していたのに故人の夫役で、電話(妄想)での声や回想シーン程度でビッグネームの割りに登場時間が短かったですね。
アナが現実と妄想の区別がついていないと疑われるというのも話の柱な訳ですが、人の家を覗き見したり精神安定剤の使用などのミスリードでどっちなんだとヤキモキされたのもミステリーならではのもどかしさでした。
最後まで観た感想としては、アナ側に精神的な問題があったにせよ覗き行為をしていたというのはちょっと気持ち悪いし、ラッセル家の人間たちがホントに嫌な奴だったなといった印象です。
キャスティングやNETFLIXオリジナルということでかなりの期待値だった反面、想定を超えてこなかったというのは少し残念でした。
主演俳優のその他オススメ作品
| エイミー・アダムス |
- サンシャイン・クリーニング
- ザ・マペッツ
- ジュリー&ジュリア
サンシャイン・クリーニング
エイミー・アダムスとエミリー・ブラントが主演のヒューマンドラマ。
思い描いた未来と違う人生を歩む姉と、自堕落で最低な人生を送っている妹が二人で事件、事故、自殺などの特殊清掃の仕事を始めるという作品。
成功、決裂、和解、家族愛と感情を揺さぶるストーリーがすごいです。
名優のアラン・アーキンも父親役で出ていますので、未視聴ならばおすすめです。
ザ・マペッツ
ジェイソン・シーゲルと共演したマペッツを題材にしたディズニー作品。
ミュージカルコメディなのでミュージカルが好きな人にはオススメ。
魔法にかけられてを演じているエイミー・アダムスはさすがの演技でした。
ジュリー＆ジュリア
メリル・ストリープとの共演作品でミュージカル・コメディ。
二人の時間軸で展開するストーリーは二人の主役が交わることなくそれぞれの人生で奮闘する姿を描いています。
ラストのオチを除けば正直完璧だったと思う作品です。
オチも納得できる人は100点を付けられると個人的には思います。
多分上記で上げた3本くらいの年代がエイミー・アダムスの最盛期というかめちゃくちゃ美人だった頃だと、個人的に思っているのでこの辺の作品を観るのをおすすめします。
以下wiki
エイミー・アダムス
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