【映画レビュー】トゥモロー・ウォー (原題:THE TOMORROW WAR)

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主演俳優のその他オススメ作品

個人的評価

70/100

こんな人にオススメ：
クリス・プラットが好き,SF映画が好き,モンスター映画が好き

未視聴な方に向けて：

タイムトラベルやモンスター、ド派手なアクション等が好きな人にはピッタリな映画です。
設定にターミネーターみたいなところを感じられますし、敵もなかなか厄介なのでスリリングな展開も多いです。
エンターテイメントとして観れば楽しめます！

基本情報

公開：2021年
上映時間：2時間18分
ジャンル：SF,アクション,ヒューマンドラマ
出演：クリス・プラット,イヴォンヌ・ストラホフスキー,ベティ・ギルピン,J・K・シモンズ,その他
年齢制限：15歳以上推奨

配信情報

2021年8月18日時点

Netflix ：配信無し

AmazonPrime

見所

決死の覚悟のタイムトラベル
モンスターとの戦争
家族との絆

あらすじ

28年後の未来へとやってきた主人公のダン・フォレスター。
曇天の空の下不気味な声が響く戦場へとやってきた。

時は遡り、平和なクリスマスを迎えていたフォレスター家では盛大なパーティーが行われていたが、ダンは重要な面接を電話で行っていた。
元軍人で科学教師をしているが転職活動中で自己PRを奮闘するダンだったが最終選考で落ちてしまう。
どうしてもラボで働きたかったダンはゴミ箱に八つ当たりしてしまう。

その後、サッカーを娘のミューリとTVで鑑賞していたがTVの向こう側ではありえないことが起こる。
サッカーのプレイ中に時空を超えて未来から武装した兵士が現れこう言った。

我々は人類です。30年後の未来から来ました。

未来からやってきた兵士からもたらされた情報は衝撃で、”ホワイトスパイク”と名付けられたモンスターによって人類が滅亡の危機に瀕しているというのだ。
既に未来の人口は50万人を切っており、すぐにジャンプ施設を建造し現代から未来へと数千人が毎週派兵されている状況となっている。
未来から帰還できる兵士は2割以下という絶望的な状況の中、未来を救うために分かっていながらも人々は未来へと向かうのだ。

高校で科学の授業を行うダンだったが生徒達は全くやる気のない生徒達。
このままいけば自分たちの未来は絶望的だと分かっているから。
やる気のない生徒たちのに未来を切り開くためにも科学が必要だと語りかけるダンだったが、話の一区切りで携帯の通知が鳴り軍への招集命令が下った。

精密検査を受けたダンには予備役から軍人への復帰命令が下される。
未来へ送られる条件とは、未来(数年以内)での死亡が確認されていることだったのだ。
詳しい死因について教えてもらえることもなく、未来へ派兵させられることは決定事項。
腕には転送装置を無理やりと取り付けられ、兵役が終わるまで外されることはないのだ。
その他にも逃亡すれば懲役、もしくは代わりに家族が派兵されるなどペナルティ満載で追跡装置付き。

妻の職場へと足を運び徴兵されたことを告げるダン。
ダンの話を聞き逃げようという妻。
果たしてダンはどのような決断をし、どのような未来が待っているのであろうか。

ここからネタバレ含む感想になります。
未視聴の場合はご注意ください。

感想を読む

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決死の覚悟のタイムトラベル

研究所が襲われるという不測の事態が起こって、準備も不十分なまま敢行されたタイムトラベル。
数多くの人間が転送エラーで指定座標からずれたことで帰らぬ人になることに。
ストーリーの演出上ピンチを作り出したかったにせよ、無情な仕打ちだとも言える無駄死にで始まるのは衝撃でした。
しかも、時間がないとの理由でジャンプ前の訓練すらない状況でほぼほぼただの民間人に銃を持たせてモンスターと戦わせに行くって無茶すぎ！
うまいことビルの屋上のプールに落ちることのできなかった人以外は死ぬって。。。これはひどい。。。

モンスターとの戦争

エイリアンのホワイトスパイクが強すぎな上に繁殖力が恐ろしいというのは絶望しかなかったですね。
弱点以外にはほぼ通用しない銃で対抗し、突然斧で攻撃し始めたときは笑いました。
女王のエイリアンの性能は一段と強いし、そら人類が滅亡に追い込まれるわという感じ。
水陸両用で水上要塞にワッラワラ集まってくる様子は人類滅亡感凄かったです。

家族との絆

未来に飛んでダンが出会ったのが成長した愛娘のミューリと再会したり、立派に成長したミューリに喜ぶダンも良かった。
現代では仲良しで一切兆候がないのに、未来では家族を捨てて交通事故で死ぬというのも衝撃。
そんな未来で成長したミューリも徐々にダンと心を通わせるのも良かった。
水上要塞でミューリが海に落ちるシーンとか本作品のクライマックスだと思いましたし、あそこからまだ30分以上あるというは驚かされました。

総評

なかなかに設定がガバガバであることや死ななくてもいいであろう人物が死ぬのが多すぎましたね。
転送装置があるならエイリアン捕獲して過去に送って毒物作るのもありだったでしょうし、エイリアンの宇宙船爆破とかエイリアンに余計なことするまでに爆破しちゃえば良かったでしょう。
あとアメリカなら諸悪の根源があるって情報があれば特殊部隊いくらでも送りそう。

ただ、家族愛やSF要素もありでストーリーの弱さに目を瞑ればエンターテイメントとして楽しめる作品でした。

主演俳優のその他オススメ作品

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのスターロードでお馴染み、クリスプラットのおすすめ映画は以下の通りです。

クリス・プラット

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー　シリーズ
ジュラシック・ワールド　シリーズ
パッセンジャー

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー　シリーズ

MUCシリーズの中でもコメディ要素多めで楽しく観られる作品になっているガーディアンズ・オブ・ギャラクシー。
ジェームズ・ガンの問題なんかも色々ありましたが2023年には公開予定ですので今のうちに観ておくのもいいかもしれません。
アヴェンジャーズシリーズもそうですが、次回のマイティー・ソウの新作にも出演予定なので要チェックです。