【映画レビュー】ラスト・マーセナリー(原題:The Last Mercenary)

Netflix

個人的評価

80/100

こんな人にオススメ :ジャン=クロード・ヴァン・ダムが好き,アクションが好き,コメディが好き,B級映画が好き

未視聴な方に向けて:

ぷれいボタン
ジャン=クロード・ヴァン・ダムが主演のB級アクションコメディ。
ストーリーそのものや俳優の演技も含めてなかなかのお馬鹿映画になっており、B級映画をフルスロットルでお届け。
スカスカの中身も気軽に楽しむのには丁度良い塩梅なのでサクっと見られます。
息抜きにはぴったりな映画でした。

基本情報

公開 :2021年
上映時間 :1時間52分
ジャンル :アクションコメディ。
出演 :ジャン=クロード・ヴァン・ダム,アルバン・イヴァノフ,アサ・シラ,サミール・デカザ ,他
年齢制限 :12歳以上推奨

配信情報

2021年8月13日時点
Netflix

Watch The Last Mercenary | Netflix Official Site
A legendary secret agent-turned-mercenary comes out of hiding to save the son he's never met. Learning how to be a dad may be his toughest mission yet.

AmazonPrime :なし

見所

  • 頭を空っぽにしても楽しめるストーリー
  • ジャン=クロード・ヴァン・ダムのアクション
  • 数々のコミカルなシーン

あらすじ

武装した誘拐犯が人質を廃墟の中で監禁しているのを天井に張り付き上から窺っている一人の男。
誘拐犯が目を離したすきに一瞬で二人の男をキックで気絶させ、人質を救出する。
突如逃げ出して気絶した人質を雑に運びながら、敵を退けつつ救出を成功する。

一方その頃フランスでは警官を挑発しカーチェイスを始める男が登場。
カーチェイスの末パトカーを引き離し優雅に立ちションするも追いついてきた警察に合えなく逮捕。
・・・したかに見えたが免責特権を持つ、カーチェイスの男は警察を馬鹿にしながらその場を立ち去るのだった。

今度は外務省で勤務する男をクローズアップ。
普段から社用車は使わず電動キックボードで通勤するアレクサンドル・ラザールは、社用車の上に止まっている違反切符を手に自分を上司として雇ったポールに渡し業務を開始する。
ポールに明らかな使途不明なお金が不正に送金されているのを発見し、報告するもそれはそういうモノだから放っておくように言われるラザール。
しかし、自分の正義感に嘘をつけないラザールは銀行口座を凍結するためにPCを操作するが、誤って情報自体を削除してしまう。
これまで免責特権に保護されて手を出せなかった国家権力も、免責特権がなくなったとあらば即逮捕に動き出す。

今日も母親の口座に振り込まれるお金を引き出そうとするアーチボルトだったが、なぜか口座が凍結され引き出すことができないので仕方なく家に帰ることに。
家の前で父親同然の様に育ててくれたフェルナンドと出会い家に入る。
先程お金を下ろそうとして引き出せなったことを告げた途端様子がおかしくなるフェルナンド。
すぐさまミストに連絡し、アーチにはこれから追われることになるからすぐ逃げる様に言うフェルナンド。
アーチには逃走用の資金を渡し窓から逃がし、自分は追手を迎え撃つために玄関前で仁王立ちするも、突如ペースメーカーが止まり亡くなってしまう。
何が何やら分からないアーチは逃走するも家の前で待ち構えていた警察にあえなく逮捕されてしまう。

監禁されていた人質を無事依頼人に届けた謎の男に1通の連絡が入る。
そうこの男こそ伝説の傭兵ミスト。

逮捕されたアーチボルトのためにミストはフランスへと向かうのだが・・・。


ここからネタバレ含む感想になります。
未視聴の場合はご注意ください。

感想を読む


頭を空っぽにしても楽しめるストーリー
初っ端の人質から目隠しされたまま勝手に逃げ出して、勝手に気絶するようなお馬鹿なキャラ。
口座凍結するつもりが情報の登録自体を抹消してしまうポンコツ外務省職員。
登場する人物が基本ポンコツしかいないので、フランスの危機とか言われても全く入ってこない!
だけど、そこが良かったですね。ゆるくて。

ジャン=クロード・ヴァン・ダムのアクション

さすがにワイヤーアクションでしょうけど股を開いて天井に張り付いていたり、敵の攻撃を置ける際に股割りしたりと相変わらず体が柔らかかったですね。
全盛期程ではないにしろノースタントでのアクションもあり、これぞジャン=クロード・ヴァン・ダムといった感じでした。
60歳とは思えない程鍛えててすごかったです。

数々のコミカルなシーン

ラザールがポールダンスしたり、シミョン(偽アーチ)がお風呂場で銃乱射したり。
全体的におふざけのシーンが多かったですね。
殺し屋二人も笑わせに来てる表情で暴れていましたし、特にラスト間近のシミョンの部屋での乱闘ではなんでもありでした。
しょうもない笑いと言えば、ポールに盗聴器を仕掛けに行った際、筋肉を麻痺させられてうまく喋れないのをいいことにしれっと暴言を連呼しているのはクスっと笑ってしまいました。

総評

話のほとんどがコメディで、あまりアクションが印象に残らなかったですね。
年齢のこともあるしキレキレのアクションばかりは厳しいのかもしれませんね。
ただ、コメディとアクションを組み合わせて盛り上げようという心意気は感じることができてすごくよかったです。
アメリカのアクション映画って安易に銃を使うものが多いですが、ジャン=クロード・ヴァン・ダムはトドメは刺さず銃にも頼らない肉体一本で挑むのはカッコよかったです。
100点満点をつけるには内容がスカスカ過ぎて難しいですが、コメディ作品として観たら文句なしの出来だったと思います。

主演俳優のその他オススメ作品

ジャン=クロード・ヴァン・ダム

B級映画界のスターと言えるジャン=クロード・ヴァン・ダム。
数あるB級映画の中からの何本かと、有名な映画は以下の通り。

  • ユニバーサル・ソルジャー シリーズ
  • レプリカント
  • その男ヴァン・ダム
  • エクスペンダブルズ2


万人向けなのはやはり、シルヴェスター・スタローン主演のアクション俳優を大盤振る舞いしたエクスペンダブルズでしょうね。
筋肉と銃撃とスキンヘッドが大暴れ。ヴィラン役で登場するヴァン・ダムもいいものです。

個人的に好きなのはその男ヴァン・ダムで、ヴァン・ダムがヴァンダムを演じる自虐作品になっています。
これもコメディ色が強いんですが、B級感の溢れる作りは最高です。
ジョン・ウーに見向きもされないとか、スティーブン・セガールに仕事奪われたとか、映画はみんなビデオスルーばかりとか中々に面白いです。

以下wiki
ジャン=クロード・ヴァン・ダム


記事が参考になった!応援したい!
と思っていただけた場合はバナーのクリックお願いします。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました